リスク回避に債券はどの程度有効か?
本日はこのテーマを掘り下げてみたいとおもいます。
一般的に債券は値動きが少なく株式の暴落時に防波堤になるものと期待されます。
しかしながら過去の値動きで実際はどうだったのかを確認してみます。
昨年のコロナショック時の米国債券ETFの価格の表です。
ティッカー |
運用会社 |
20/2価格 |
20/3最高値 |
騰落率 |
VGLT | ブラックロック | 89.2 | 119.3 | +23% |
BND | バンガード | 85 | 89.5 | +5.2% |
AGG | ブラックロック | 114.6 | 119.2 | +4% |
EDV | ブラックロック | 140 | 189.78 | +35% |
ほぼすべての債券ETFで価格は上昇しており株式の暴落時にはリスクを低減させることは期待できます。
※ただしその後の急激な株価の反転時には下落し一時的にコロナショック前の価格を割り込んだETFもありましたので注意が必要です。
償還までの期間が長期になればなるほど米国債債券ETFは大きく上昇しています。
EDVは35%も上昇しておりますので株式暴落時には逆相関で暴落時のリスク減少には有効です。
ただし債券ETFといえどこのEDVなどはボラティリティが高く価格変動がかなりあります。
コロナショック時の上記記載の価格から今年の長期金利上昇局面では大きく下がり35%下落しています。
従いましてEDVなどの超長期米国債ETFのみで分散するのはこれもリスクが相応にあるといえると思います。
EDVより中期な米国債ETFのVGLTはコロナショック時23%の上昇です。又同様の金利上昇時は25%程度価格は下落しています。
上記のような中期から長期のETFと比較しても国債だけでなく社債も含んだ総合債券ETFは比較的緩やかな値動きです。
比較的値動きの安定しているBNDやAGGなどはコロナショック時は4から5%程度価格上昇しその後いったん12%程大きく下落したもののその後は安定しています。
そうなるとこのような総合的債券ETFを多く持てば安全にはなりますが債券はリターンが株式に比べ劣るのであまり多くの割合を持つと全体のリターンが低下してしまいます。
どの債券をどれくらいの割合にすれば良いか?
実際問題としてどれくらいの比率で保有するのが良いのか検討してみました。
結果はやはり皆様方の現有資産の状況や年齢により戦略はことなります。
仮に年齢が20代であればリスクを大きくとれますので債券は検討しなくても問題ないとも考えれます。
又資産が仮に1億円あればそもそも株式などのリスクを多くとる必要がなくなります。
又今後の収入の見込み何年間どれくらい収入があるか?でこれも大きく変わります。
50代ともなれば債券の割合を大きくするのがベターです。
私の場合年齢ごとに徐々にBNDやAGGなどの安定してるETFを多く積み立てし
価格が下げてる時に超長期のETFを購入しておくように私は考えています。
そして大きな価格変動の際には株式が下がれば株式を、債権が下がれば債権を多めに買うようにしています。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。初めてまもないので至らぬところがあると思いますが皆さんのお役に少しでも立てたら幸いです。